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【ご報告】第2回 小山市・那須塩原市 移住セミナー(10/20(土)実施)

10/20(土)、コワーキング型Co-innovationスペース『COHSA SHIBUYA』にて、小山市・那須塩原市 移住セミナー「TURNSの「地方への引越し準備」第2回」が開催されました。

 

今回のセミナーでは、先輩移住者や移住定住コーディネーターといったゲストとの座談会の他に、自分の理想の暮らしに向けて何を準備すればいいのか・必要な心構えは何か…などを落とし込んでいく「移住計画書」の作成もあり、参加者が移住までのステップを具体的に考えることのできるイベントとなりました。

 

▼当日の内容はこちら

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・ワーク1

—移住の目的/目標/理想の暮らしや不安/悩み/不足情報

・小山市の紹介
・小山市ゲスト紹介&トーク(新幹線通勤者:小林様、先輩移住者:浅見様)
・那須塩原市の紹介
・那須塩原市ゲスト紹介&トーク(移住定住コーディネーター:豊田様、ヒトミデザイン代表:人見様)

・ワーク2

—移住の悩みや不安を解決するには?ゲストへの質問を考える

・休憩&軽食
・交流会&個別相談会

・ワーク3

—移住までのモデルスケジュール

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セミナーには、20〜40代男女、移住先を具体的に考えている方や、いつかは移住したいと思っている方が集まりました。中には、ワークショップの「移住計画書」作成に興味があったため参加したという方も。

 

さて、そんな「移住計画書」ですが、まずは参加者全員が自分の理想の暮らしについて想像を膨らませます。移住の目的や目標、どんな場所で暮らしたいか、また、理想の暮らし実現にあたりどんな不安があるのかなどを改めて振り返り、真剣な表情で移住計画書への記入を進めていきます。司会者がインタビューをしたところ、「家族との時間を楽しむのが理想の暮らしだが、移住先での仕事をどうするかが不安」、「現在、満員電車での通勤がストレスなので、移住してストレスフリーな生活を送りたい」といった声があがりました。やはり、移住を検討する上で、仕事に関する不安を抱く人は少なくないようです。

 

参加者たちが自分の理想の暮らしを思い描く中、より具体的に移住生活のイメージを持ってもらうため、小山市と那須塩原市の移住制度の紹介や、両市ゲストによるトークが行われました。

 

小山市は人口16万7千人、栃木県では宇都宮市に次いで2番目に人口の多い市です。なんと、今でも人口が増え続けているそうです。小山市への転入者に対する調査によると、「小山は住みやすい」と答えた人は95%、「移住検討者に移住先として小山を勧める」と答えた人は89%という結果が出ており、実際に小山で暮らす人の満足度の高さが伺えます。また、「子育てのまち」として駅周辺施設の整備が進み、子供がいる家族が子育てをしやすい環境が整っていることや、東京まで新幹線で約40分という、都心へのアクセスが抜群な点も魅力として紹介されました。

 

 

 

小山市からのゲスト1人目は、地元である小山にUターンをした2児の父、小林昭裕さん。現在は都内へ通勤しており、「新幹線通勤での働き方」についてお話ししてくださいました。通勤時間が短縮でき、時間を有効に活用できること、座って通勤が可能なため、趣味や自分の時間に充てられることなどが新幹線通勤のメリットで、逆にデメリットとしては、定期代が増えたことや、新幹線の最終時刻が在来線と比べて早いことなどだそうです。また、自然が多く、自らが育った環境で子育てや親孝行ができる、何かあった時に周囲の知り合いに助けてもらえるなど、子育て環境が素晴らしいことをUターンの魅力として語ってくださいました。

 

 

 

ゲスト2人目は、2018年5月に小山へ移住をした、現在育休中の浅見佐和子さん。移住のきっかけは配偶者の転勤で、移住前には、実家が遠くなることや、職場復帰できるのか、車を運転できないけれど大丈夫かなど、様々な不安を抱えていたそう。そんな浅見さんの小山移住決断の決め手は3つ。①地方くらしをしてみたい ②子供に日常的に自然と触れさせたい ③家賃(月10万以上余裕ができる)。いざ、小山での生活を始めてみると、日々の散歩の中で自然を感じたり、小山御殿広場と呼ばれる市民の集いの場で自らピクニックやセミナーを企画・開催したりと、当初不安を抱えていたことを忘れるほど、充実した小山生活を送られています。「自然が近いというのはいろんなことに代え難い」とお話されていた姿が印象的でした。

 

 

 

続いて、那須塩原市の紹介です。那須塩原市は、黒磯市・西那須野町・塩原町が11年前に合併して誕生した、四季が感じられる自然豊かな市です。そんな自然に恵まれた暮らしを実現できる一方で、移住者が多いため、多様性が尊重されるまちでもあります。「まちの魅力は人」と謳っているだけあり、夢があり何かに挑戦している人に対して協力的です。那須塩原に興味・関心がある人が集まり、那須塩原の魅力を見つけ、伝え、つなげていくことでそこに関わる人達を応援する「エール なすしおばら」というコミュニティもあるため、那須塩原市で何か新しいことを始めたい移住者にとっては、非常に挑戦しやすい環境と言えます。

 

 

 

那須塩原市からの1人目のゲストは、移住定住コーディネーターの豊田彩乃さん。豊田さんからは、那須塩原市での暮らしや仕事についてお話しいただきました。那須塩原は大きく、シティエリア・開拓エリア・山エリアの3エリアに分類でき、例えば「アウトドアライフを楽しみたい」という方は自然の多い「開拓エリア」というように、エリア毎で違った楽しみ方ができるそうです。また、移住する上で不安材料となる「仕事探し」について、那須塩原市では求職者に対して、①ハローワーク ②人力(ジンリキ)戦法 ③(起業したい人に向けては)商工会で「創業支援」 といったアプローチでお手伝いしているとのこと。過去には、酪農をやりたいけれど求人サイトに掲載がなく困っているという求職者に対し、人力戦法で人づてに酪農家の方を紹介してもらい、希望の仕事に就けたなどのケースもあったそうです。

 

 

 

2人目のゲストは、那須塩原市で起業した「ヒトミデザイン」代表、フリーランスデザイナーの人見茂雄さん。自身の体験をもとに、那須塩原市での起業についてお話ししてくださいました。人見さんは、結婚を機に静岡から地元である那須塩原市へ戻ってきました。その後、2年間は地元企業に就職して働きましたが、「伝わるデザインをしたい」という夢を実現すべく、独立。人とのつながりを持つために商工会やNPOに所属する中で、まちづくりにも携わるようになりました。その時に出会った人との関わりから、自分の中の次のステップや想像もしていなかった仕事へとつながることもあったそうです。「那須塩原は開拓の地であり、新しいことを受け入れてくれるため、やりたいことや夢があればチャレンジする場として那須塩原を選んでほしい」と締めくくってくださいました。

 

 

 

両市ゲストの話をもとに、参加者たちは「移住計画書」を書き進めていきます。ここで、休憩の時間です。軽食として、小山市と那須塩原市の食材を使用したサンドイッチや、ミネストローネ、はとむぎラテがふるまわれました。

 

(小山市の食材:小山おとん、人参、濃縮はとむぎエキス、はと麦パン、那須塩原市の食材:牛乳、那須和牛、大根、チーズ、ねぎ、玉葱、キノコ)

 

美味しい食事でお腹を満たした後は、交流会&個別相談会の時間です。先ほど登壇されたゲスト4名が「新幹線通勤での働き方」「小山市での子育てとワーク」「那須塩原市での企業」「那須塩原市での暮らし、仕事について全般」というテーマ毎にテーブルに分かれ、参加者はそれぞれ関心のあるテーマのテーブルでゲストと話しながら、不安や疑問点を解決していきます。

 

 

 

どのテーブルも、参加者からの積極的な質問が飛び交っていました。例えば、両親とともに、安全でのんびりとした暮らしを送るのが理想だと語る参加者の方は、小山を第一希望の移住先として考えており、小山の福祉や介護の充実度が気になるとのこと。その質問に対し、先輩移住者の浅見さんは、小山市の城南地区を例にあげ、市民病院やドクタービレッジなど福祉関連の設備が充実しているといったお話をされました。

 

他にも、那須塩原出身の女性の方は、里帰り出産で地元へ帰省したことをきっかけに移住を検討しており、那須塩原市での仕事について質問。移住定住コーディネーターの豊田さんや移住サポーターの室越さんは、駅周辺にはシステムエンジニア系やデザイン系の会社があることや、那須塩原出身の奥さんが旦那さんと一緒に移住し、花屋やヨガ教室など、自分のやりたい仕事を実現している話を例にあげながら、那須塩原での仕事の一例を紹介しました。

 

 

最後に、参加者は自分の移住までの道のりを具体的に記入し、「移住計画書」を完成!移住先を探していた方も、なんとなく移住を考えていた方も、本セミナーに参加することで、参加前と比べて「自分の理想の暮らし」実現に向けた、具体的なイメージがわいたのではないでしょうか。